今朝、アグネスタキオン急死のニュースを聞き、驚きともに大変なショックをうけました。
僕は、栗毛の馬が好きなのですが
当時98年ごろから、
サイレンススズカ、グラスワンダー、テイエムオペラオーというように
栗毛の怪物たちが記録にも記憶にものこるような走りを見せてくれていたのですが
その直後にアグネスフライト、そしてアグネスタキオンの兄弟が活躍したのでした。
今回は、アグネスタキオンについて書きますが
この馬ほど、天才という言葉が似合う馬もなかなかいないでしょう。
抜群の運動神経と、類まれなる瞬発力で4コーナーではいつのまにか
好位につけ直線は突き放すだけという最高の競馬。
これが良馬場でも不良馬場でもできるのですからね。
皐月賞前から、3冠馬になりうる逸材だとしきりに言われていました。
皐月賞後に屈腱炎を発症し、3冠の夢は幻に終わり
願わくば、子供がその夢をかなえられればというような思いでした。
種牡馬入りしてからは、子達は仕上がりも早く、かなり勝ち上がりをあげていました
初年度産こそ、2勝目に恵まれなかったものの
2年目からは、アドマイヤオーラ、そして稀代の名牝ダイワスカーレットや
3年目は、キャプテントゥーレ、ディープスカイで牡馬クラシックを2勝し
これから、いよいよというところでの突然の訃報ですから、残念でなりません。
ただ、これで夢は終わったわけではありません。
今年の2歳馬はもちろん、今1歳の2008年産、当歳の2009年産
そして、最後の世代となる来年春に誕生予定の2010年産たちと
3冠の夢を託すことができる馬hたちはあと4世代もいます。
タキオンが残した子達の走りをかみしめるように、応援したいと思います。
それと、個人的にタキオンにはもうひとつ感謝しておかなければならないことがあります。
僕自身の永遠の名牝ダイワスカーレット。
そのダイワスカーレットもタキオンなしでは生まれてこれませんでした。
僕たちに、スカーレットにあわせてもらったことを感謝したい。
今は、ただアグネスタキオンの冥福を祈ります。
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